MacBook(Late 2008)からMacBook Air 13.3(Late 2010)へのデータ復元は、いつもTime Capsuleにバックアップしているデータから、ささっとするつもりであった・・・。
ところが、早々簡単にはいかなかった。
話は長くなるのだが、Time Machineによるバックアップは、バックアップデータを保存する先に共有ポイントを選べないのが致命的だ、
というところから始まる。
なんらかの手段を用いれば出来るようだが、普通に使っている分には共有ポイントにTime Machineによるバックアップができない仕様である。
バックアップ先は通常、個々のユーザアカウントにまつわるフォルダの先に作られる。
D.Sならば、D.Sというフォルダの先にバックアップが作成されることになり、他のユーザーからは見えない。
これらの変更は、Time Machineのバックアップ設定で出来そうにもあるけど出来ない。
それは良いのだが、このバックアップフォルダは別のユーザーが見れないのに加えて、別のMacの同一アカウントからも見れないのだ。
つまり、MacBook(Late 2008)とMacBook Air 13.3(Late 2010)に同一アカウントを作成していても、MacBook(Late 2008)でバックアップしたデータはMacBook Air 13.3(Late 2010)では見れないのである。
おそらくTime Machineは、個々のMac固有情報を見て、見せる見せないを判断しているのだろう。
MacBook Air 13.3(Late 2010)にも同一のアカウントがあるものの、バックアップデータが見れないのでTime Machineからのバックアップは断念。
データ移行アシスタントを使って、MacBook(Late 2008)からMacBook Air 13.3(Late 2010)にデータ移行をするという、なんのためにTime Machineでバックアップをしているのやら?な感じになってしまった。
Time Machineのスコープが、同一Macに限定したもの、と言い張られればそうかとも思うが・・・。
しかしね。