以前、CNET Japanに「ジョブズ氏の健康状態を勘ぐるのはもう止めよう」という記事が掲載された。要約すると、見た目がどうあれ、素人の憶測はあてにならないのだから、つまらない勘ぐりは止めるべきだ、というものだった。
読んだ直後は「全くその通りだ。」と思ったものの、iPhone 3Gが7/11に発売され、それにまつわるニュースがネットをにぎわしている中、WWDC 2008でiPhone 3Gを発表したスティーブ・ジョブズ氏の写真がまたチラホラと目につくようになってくると、そんなことも忘れてしまう。
不自然に痩せこけたという印象が拭えない。いったいどうしたのであろうか。
7/22付けのITmediaに、「懸念されるAppleジョブズCEOの健康状態」という記事が掲載された。記事の内容はたいしたものではないが、ここでフト、ジョブズ氏が仮に何らかの理由によりAppleからいなくなってしまったら、それでも自分はApple好きでいられるのだろうかと考えてしまった。
この疑問については今回に限らず、いつの頃からか年に数度考えてしまうのだが、結局いつも答えは出ない。
そんなことを考えているうちに、昔読んだあの本が気になりだした。他人の人生にそれほど興味がない自分が、金を出してまで知りたかったスティーブ・ジョブズ氏について書かれた本である。
スティーブ・ジョブズの再臨―世界を求めた男の失脚、挫折、そして復活
スティーブ・ジョブズ氏に興味がある方なら、ぜひお読み頂きたい本である。
さて話が脱線したが、やはり止めろと言われても、それでも気になるスティーブ・ジョブズ氏の健康状態。そうなのである。
Apple製品は、自分の人生に少なからず影響を及ぼしている。その生みの親とも言うべきスティーブ・ジョブズ氏のことであれば、気になって当然だろう。
ただしかし、そのことについていたずらに詮索や不安を煽るようなことは控えるべきだと思う。そんなことをする暇があるくらいなら、Apple製品に対して、不具合の1つもフィードバックしてあげることの方が建設的である。