今は通勤にもクルマを使ってるわけですが、何気に恐いのが渋滞ですね。何が恐いって、トイレですよトイレ。ある種事故よりも恐いかと。
要するにですね、渋滞にハマるとトイレに行きたくなっても行けないわけですよ。車内でやっちまうという、ある種核兵器発射にも匹敵する最終手段を用いることも可能ですが、なるべく人道的に処理したいわけで、そうなるとやはりトイレで用を足すというのが良いわけです。
通常走行では問題ないです。そもそも気もラクなので、トイレのことが気になりません。潜在意識の中で、いつでも行けると思ってるからですね。実際問題、体の奥底ではすでに発射準備が完了しているかもしれませんが、気にならないと準備完了にも気づきません。
ところが、渋滞を意識するととたんにトイレが気になり始めます。そわそわ、みたいな。NAVIのマップをやたら詳細にしてみたりして、コンビニとかガソリンスタンドのマークを追っかけ始めたりします。
そしていざ渋滞に突入するともう頭はトイレでいっぱいです。何気にトイレ以外のことはうわの空。あぶねー。昔から、なぜかトイレに容易に行けない状況になると、とたんにトイレに行きたくなるという奇特な習性があり、渋滞でのこの状況は、この奇特な習性の一例なのです。
トイレに行きたくなるともう大変です。頭の中では妙なデンジャラスミュージックがループし始めます。手はじんわりと汗ばみ、心の臓の鼓動は当社比で1.5倍程早くなります。どうにか忘れようと余計なことを考えたりしようとするわけですが、時折クルマを前進させなければならず、忘れることにも集中できません。
そうすると精神的にやられてくるようで、ここ最近に犯した悪事(?)について悔い改め始めたりするのです。もうしませんっもうしませんっ、みたいな。そう、この状況は、悪事に対する罰なのだ、と勝手に解釈してしまうのです。
そうこうしているうちに、ついにカウントダウンが開始されます。極めて危険な状況です。「出る杭は打つ」と言いますから、杭でもつっこんでやろうかとも考えてしまうのですが、暴発する恐れもあり、また、そもそも意味を取り違えているため、あえなく断念するわけです。
ヤバい。ヤバすぎるぞこの状況は。このままでは最終手段を行使するしかないではないか。この世のおわりではないかっ!ああ、なぜ簡易トイレについてもっと真剣に調査検討しなかったのかぁぁぁ!!てか簡易トイレってどうやって使うんだ?実物みたことないな。もしかして車外から○見え?車高低いからますます○見え??どのみち使えねーじゃんよ!!
こういったくだらないことを考えていると何気に忘れそうなのですが、しかしネタがトイレにリンクしているためかえって逆効果だったりしてまさにヤブヘビ。カウントダウンは進んで行きます。くっ・・・、ヘルプ(トイレ)ミー!!!
しかしここで日頃の行いの良さが発揮されます(ウソです)。ついに左前方にコンビニがっ!!!神様っ!!!!トイレ様っ!!!!!渋滞めさっさと進めコノヤロウ!!ノロノロ進んでるんじゃないっ!!(笑)。
しかしまだまだ油断はできません。たどり着いたとしても「使用中」である場合も少なくなくないですからね。一度ありました。使用中の時。気が(気だけ?)緩んできているので、そのダメ押しは想像を絶します。
まあしかし、何はともあれ、これまで最終手段を行使することなく、人道的に処理することができ、とてもうれしく思っています。トイレ様ありがとう!!
もしもこの先、最終手段を行使するハメになったら・・・またこのネタで更新することにします。それが最後の更新となるでしょう(爆)。