Apple Silicon登場による個人的な悩み

Apple Siliconとはなんぞや?というと、ARMアーキテクチャを採用したAppleオリジナルCPUシリーズのことで、既にiPhoneやiPadなど、Apple製品に広く使われているものになります。

iPadという強力なタブレット製品が登場して以降、Macを使うことがめっきり少なくなりました。
ビジネスでMacを使っている方はたとえiPadがあったとしてもMacを使うことが少なくなるわけではないでしょうが、僕のようにプライベートのみでMacを使っていて、その用途の大半がネットである場合は、ほとんどのことがiPadで済んでしまうのです。


それでもパソコンを買うとしたらMac以外の選択肢は思いつかないわけで、いま使っているMacBook Pro(Late 2016)は、購入時にAppleサポートとひどいやり取りがあったものの、その後は割と快適に使えており、ただ、バッテリーの膨張が2回も発生して無償修理となったなど、過去に購入した他のMacと比べて手間のかかる子です。
そんな手間のかかる子も使い始めて4年になり、そろそろ次のMacも考えたいなと思っていたところ、Apple Silicon搭載のMacがリリースされました。
Apple Siliconとはなんぞや?というと、ARMアーキテクチャを採用したAppleオリジナルCPUシリーズのことで、既にiPhoneやiPadなど、Apple製品に広く使われているものになります。
これらシリーズに、ついにMac用のCPUが加わり、搭載されたのがApple Silicon搭載Macというわけです。
最新のMacBook AirとMacBook ProにはApple SiliconのM1という名前のCPUが搭載されており、速度も発熱もバッテリーの持ちも大好評です。
当然ながら僕も視野に入れておきたいところなのですが、CPUがIntelアーキテクチャからARMアーキテクチャのものに変わったため、Boot Campを使用してWindows 10を使うことができなくなってしまったのです。
一般的に使われているWindows 10は、簡単に言えばIntelのCPUで動くように作られているので、ARMのCPUでは動かないのです。
さてこれは困りました。
冒頭で、用途の大半がネットなのでiPadで十分的なことを言っておきながらなんですが、実はネット以外にドラゴンクエストXというオンラインゲームをまあまあの頻度でやっており、これはWindows 10で動くゲームなのでBoot Camp経由でWindows 10を起動して遊んでいました。
Apple Silicon搭載Macを買ってしまうとこれができなくなってしまうので非常に大問題です。
Boot Campについては最近になって情報も出てきており、僕は知りませんでしたが、MicrosoftがARM用のWindows 10も出しているようなので、技術的にはApple Silicon搭載MacでもBoot CampでARM Windows 10を起動することも可能なようです。
ただ、Microsoftのライセンス的な問題があって、これを可能にするにはMicrosoftが対応する必要があるのだそうです。
これ、ハードルが高いのかよくわかりませんが、簡単じゃなさそうですね。
加えて、仮にこれが可能になったとしても、肝心のドラゴンクエストXを、スクウェア・エニックスがARM用のソフトとして作ってくれないとダメなんだと思います。
こっちは限りなくゼロに近いので、結論としては、Apple Silicon搭載Macではこの先ドラゴンクエストXを遊ぶことはできなくなりそうです。
…ということで、ウチではもしかしたら、Apple Silicon搭載Macを買う前に、初めてWindows PCを買うことになるかも知れません。
ガレリアあたりですかね…。

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