iBook(Dual USB)でモバイルその4
2002.01.23

すでに MacWIRE で、 Mac OS X 環境下で ハギワラシスコムFlashGate Value を使用しての通信が、現状サポート外ではあるものの成功したと 伝えられて いますが、これを受けて僕も FlashGate Value の購入に踏み切りました。

何もそんなに慌てなくても・・・と思う人もいると思いますが、 Mac OS X をモバイル以外でメインで使っている僕としては、早いに 越したことはないのです。

そのため、 iBook(Dual USB) 購入とほぼ同時期に契約した H" を一旦解約 しました。年間契約していたので、4,000円の違約金を払うハメになり ましたが、今持っている端末は音声端末で、 FlashGate Value には 接続できないし、かといって機種変更となると、半年チョイぐらいの使 用では、実売価格980円の CFE-01(NECインフロンティア製) が、 なぜか10,000円上乗せされ10,980円に跳ね上がり、さらに DDIポケット に手数料として2,000円払わなくてはいけないため、合計12,980円と非常に高くついてしまうのです。

それだったらと、解約 → 再契約することにしました。もともと H" 端末はデータ通信用と割り切って使っているため、電話番号が変わっても関係 ありません。

・・・さて前おきが長くなりましたが、結論から先に言うと、 Mac OS X 環境で FlashGate Value を使ってうまく通信が出来たのです。接続スピードも問題なさそうです。

そこで、僕の事例を紹介しておきます。まずは環境から。

○機種
初期型iBook(Dual USB)/DVDモデル

○OS
Mac OS X v10.1.2

C@rdH"64 petit端末
CFE-01(NECインフロンティア製)
Air H" 端末ではありません。

○通信アダプタ
FlashGate Value (不具合修正済みバージョン)

○プロバイダ
FREECOM(64k PIAFS対応)

次にインストール/設定関連ですが、ポイント(?)として、 FlashGate Value に付属のCCLファイルを使うか、 CFE-01 のCCLファイルを使うかですね。こちらはもともとMacには対応していない端末の ようで、 こちら からCCLファイルをダウンロードする必要があります。

実はどちらも試しました。まず、 FlashGate Value 付属のCCLファイル ですが、これを使うと「Internet Connect」ウィンドウに表示される 接続スピードが「115200bps」表示されてしまい、「うおっ!?はえー・・・」などと ぬか喜びするハメになります(一瞬だけね)。実際はそんなスピード出るはずもありません。

ちょっと気持ちが悪いので、ダウンロードした CFE-01 のCCLファイルを使ってみましたが、 こちらはちゃんと「64000bps」と表示され、なんとなくスッキリしました。 けど、ちゃんと計測するとどっちも64kは出てないでしょうね。 それはこのケースに限った話ではもちろん無いですけど。ちなみにどちらも 体感的には、スピードに変わり無かったように思います。

ちなみにCCLファイルをコピーする場所は/Library/Modem Scripts/です。 「環境設定」→「ネットワーク」で設定中にコピーしても、おそらく 「モデム」タブウィンドウのプルダウンメニューに現れないので、一旦 「環境設定」を終了させてからコピーして、それから作業を再開させて ください。そうすると現れるはずです。

サン電子Slipper X ユーザに見られる、ダイヤルアップに頻繁に失敗するといった 現象は、この FlashGate Value においては発生しませんでした。ただ、 一つ大きな問題があります。それは、 FlashGate Value の抜き差しです。

何かと言うと、Mac本体と FlashGate Value を安全に接続解除する方法が 無いのです。

例えば、 FlashGate Value に差しているCFカードが、メモリカードだった場合、 きっとデスクトップ(環境によっては表示されませんが)にアイコンが 出現しているはずで、接続解除の場合はそのアイコンをゴミ箱に捨てれば いいわけですよね。そうすると、電力供給のレディランプが消えて、安全に Mac本体からケーブルを抜くことが出来るのです。

でも、差しているのがPHSカードの場合、デスクトップにアイコンが現れる ことはありません。そのため、 FlashGate Value には、接続解除専用の ユーティリティソフトが付属しているのですが、当たり前ですがそれは Classic OS 用なのです。

起動OSが Classic OS であった場合、そのソフトを 使えば、 FlashGate Value のレディランプもPHSカードのレディランプ も消えて、安全に抜くことができるのですが、なにしろ Mac OS X には正式に 対応していない FlashGate Value なので、 Mac OS X 対応のそんなソフトは付属しません。

なんとなくClassic環境でも使えそうなので試したのですが、「 FlashGate Value は接続されていません。」といったメッセージが表示され、失敗します。

そこで、Classicの方の 「システムプロフィール」でUSBデバイスを確認してみると、おっと、 FlashGate Value が認識 されていません。 Mac OS X の「システムプロフィール」では認識されているの ですがなぜでしょう?

こうなると、レディランプが点灯している状態でいきなり抜く方法以外は無く、 そうするといきなり電力供給の絶たれたPHSカードがお亡くなりになるのでは ないかと心配です。

単にデバイスをマウントしているといった状態であれば、「Terminal」を 起動してマウントしているディレクトリに「umount」でも発行してやればよいのですが、 ちょっとそういうことではないようなのです。

また、接続したままスリープさせる場合についても同じことが言えるでしょうね。 一応試した限りでは、 C@rdH"64 petit が破壊されることはありませんでしたし、スリープ復帰後、 FlashGate Value が認識しなくなるといったことはありませんでした。(しかし ハギワラシスコム のサポートによると、スリープさせる場合は、一旦接続を解除してからにして下さい とのことです。)

この点について、何か安全に抜き差し出来る方法をご存知の方がいらっしゃれば、 ぜひ メール ください。ちなみに、 Slipper X はいきなり抜く方法しか無いよう なのですが、ホントですかね?大丈夫なのかな? Slipper Xで大丈夫なら、 FlashGate Value で同じことをしても大丈夫な気がしますが、何か特殊な ことでもしているんでしょうか・・・。

最後に、これはあくまで僕が勝手に行った結果ですので、環境によっては 上手くいかないかもしれないですし、なにか障害が発生するかもしれません。 ですから試される方は自己責任でお願いしますねー。

さらに最後に・・・
ハギワラシスコムのウェブ にある Mac OS X対応表 には、 FlashGate Value は 「確認中」となっています。これについてサポートに問い合わせたところ、 現在、 Mac OS X のあらゆるバージョンで動作確認を行っている最中で、結果を発表出来る時期について は未定とのことです。


info@Mackers